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住まい選びの総合医

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無料相談のしくみ ~どうやって協会を運営しているの?~

2017年3月14日

当協会が「どうして無料で相談ができるのか?」について触れたいと思います。

 

というのも、問い合わせフォームから相談の依頼をいただき、初めてお会いした方から「なぜ無料なのかは不安に感じた。でもまずは会ってから考えようと思った」と言われるからです。

 

「タダより高い物は無い」「何か裏があるのでは」

 

「会おう」とまで決めた方も、無料を不安に思われているのだな、と感じたので、協会運営のしくみについてわかりやすくご説明します。

 

 

誰でもどこでも適正な不動産情報が得られる世の中に

 

「金利が低い今が買い時ですよ。」

 

「オリンピックに向けて価格が上昇するから早く。」

 

「迷っているうちに他の方に買われてしまいますよ。」

 

不動産や建築のプロがいるはずの不動産会社や住宅展示場へ行くと、こうした根拠の無い煽り文句のオンパレード、自社商品の売り込みばかりです。

 

営業マンは過酷なノルマを課せられているから、物件のメリットばかり強調しデメリットを隠します。

 

「家を買おうかな」と思った方の多くが、何を信じて良いのかわからず、ほんとうに正しい不動産情報に飢えています。

 

住まい選びの総合医が目指しているのは、全国どこの不動産会社や住宅展示場に行っても、自社商品の売り込みや煽られたりせず、公平中立かつ適正な不動産知識が得られる世の中です。

 

みなさんが不動産屋やハウスメーカーに行って、いろいろと話を聞いても情報料や相談料はかからず、「無料」ではないでしょうか。

 

ですので、住まい選びの総合医も相談無料にして、住まいを探しているできるだけ多くの方に良質のサービスを体験していただくことで、不動産・建築業界の質を向上させることを目的としています。

 

ご相談いただいた95%のみなさまに歓ばれている、質の高いサービスを提供した結果、口コミや紹介による新規相談が日々、途絶えることはございません。

 

誰もが適切な不動産情報を得られるように、法人向けの経営コンサルタントおよび研修を通して「クライアント・ファーストへの経営」を推進しています。

 

個人の一件一件の相談で費用をいただかなくとも、その収益で協会運営ができているうえ、NPOなどの非営利活動法人に余剰利益の一部を寄付させていただけております。

 

→法人向け経営コンサル&セミナーの概要はこちら

 

→認定NPO法人テラ・ルネッサンスの概要はこちら

 

また、「利益を追わずにクライアントが歓ぶことを追求する」住まい選びの総合医の理念に共感していただいた、信頼のおける提携会社からも運営協力費をいただいております。

 

提携会社が協力費を支払っても相応のメリットがある理由は、「住まい選びコンシェルジュ協会の提携会社でお願いしたい!」というクライアントさんの紹介を受けられることで、広告宣伝費を大幅に削減できるからです。

 

お気付きかも知れませんが現在の不動産・建築業界はネットの不動産広告サイトに多額の広告枠を支払う集客に依存しています。多くの会社が広告競争にしのぎを削っているのです。

 

あなたはネットで物件検索をしていて、「あれ、同じ物件が複数掲載されている」と不思議に思ったことはありませんか?

 

また、写真が綺麗だったので実際に見学したら、がっかりしたことはありませんか?

 

これはすべて、広告競争の弊害です。あまりに過酷な競争が物件の真実を伝えることよりも、「いかに他社よりも綺麗に撮影するか」という状況に拍車をかけてしまっているのです。

 

実はテレビCMでおなじみのネットの不動産検索サイトは、実は不動産会社の広告の寄せ集めで、探している人のためのサイトというよりも、集客したい不動産会社やハウスメーカーのためのサイトです。

 

 

どこの不動産会社へ行ってもほぼ同じ物件情報

 

私は、こうした物件広告での呼び込みは「百害あって一利なし」と感じています。

 

というのも現在、物件情報は全国数万社の不動産会社が共有するデータベース上にオンラインで管理されていて、どこの不動産会社もほとんど同じ物件情報を扱っています。このデータベースをREINS(レインズ)といいます。

 

ネット検索サイト上には、不動産会社が客を呼び込むための物件が掲載されがちです。ですので、「これなら問い合わせが来そう」という相場よりも安い目玉物件などが多くなります。(実際に見に行くとがっかりする物件も多いですよね。)

 

これが、同じ物件が異なる複数の不動産会社から掲載されるカラクリですし、こうした状況を嫌がる売主もいるため、ネット検索サイトにはREINS物件の6割程度しか掲載されません。(あなたが家を売る側だったら、あまりご近所に知られたくないと思いませんか?)

 

 

買ってからが「ほんとうのお付き合い」のはじまり

 

私がクライアントさんとの関係でいちばん、たいせつにしたいのは住まい選びをしているとき以上に、「契約して鍵を引き渡した後」です。

 

というのも住宅ローンを利用した住宅購入は「買った時点では自分のものではない」からです。

 

契約を終えて鍵の引き渡しを受ける日、司法書士を通じて法務局に不動産登記をする際、登記簿謄本には「抵当権○○銀行」といって、借りる銀行の名前が必ず入ります。

 

抵当権とは住宅ローンなどでお金を借りたときに、家と土地をその借金の担保として確保しておくためのものです。わかりやすくいえば、「住宅ローンの支払いができなくなったときは、その家と土地を銀行が取り上げますよ」と契約できる権利のことです。

 

つまり、鍵を受け取った時点では、抵当権が付いた「不完全な所有権」ですので、完全に自分のものになるのは住宅ローンを完済した時です。

 

・勤務先の倒産

 

・転職による収入減少

 

・がんで入院治療

 

・交通事故で入院

 

不吉な話ばかり挙げて恐縮ですが、住宅購入後に予期せぬ収入減少が生じて困ってしまった事例をたくさん見てきました。この仕事をしていると、ほんとうに人生は何が起こるかわからないことを実感します。

 

物件を売るのが仕事だったら、住まい選びの最中は耳障りの良いことだけを言って、クランアントさんには気分よくしていただければ良いのかもしれません。

 

しかし私は、クライアントさんに住み替え後に幸せに暮らしていただくために、この仕事をしています。物件購入ではなく、住宅ローン完済時をゴールに設定しているから当然、末永いお付き合いになります。

 

 

無料だからこそ見えてくるたいせつなこと

 

住まい選びの最中は、クライアントさんも私も、お互いに相性を見極める「お試し期間」です。ほかの会社や営業マンさんも含めて、いちばんしっくりくるところを選んでいただきたいです。

 

相談無料にすることは、質の高い不動産知識を広く世の中に普及することで社会に貢献する視点と、不動産資産を扱う良きアドヴァイザーとして、長いお付き合いができるかを見極める視点で、必要不可欠なことだと感じています。

 

また、住まい選びの総合医は目先の利益よりも「いかに世の中のお役に立って永続的に運営し続けるか」を、経営するうえでの最重要項目として掲げています。

 

目に見える数字を追うよりも、歓ばれて感謝されることを事業の目的にするほうが、仕事をする上で幸せで長く続くからです。

 

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、クライアントさんも幸せを感じておられる方が自然と集まってきていることを日々、実感しています。

 

幸せな住まい選びには、クライアントの方と総合医の私たちが足並みを揃えて、二人三脚で着実に歩んでいくためにも、ともに幸せ感を持ち寄ることがたいせつだと感じています。

 

そういう意味でも「何回でも相談無料」のお試し期間は、住まいを探している方にとっても、サービスを提供する総合医の私たちにとっても、良いフィルター効果があるのだと感じています。

 

 

広告競争に参加しない、健全な会社との提携

 

住まい選びの総合医が提携しているのは、多額の広告宣伝費がかかるネットの物件検索サイトからの集客を行わない、信頼のおける健全な会社を厳選しています。

 

というのも私は広告費というのは、買う側にとっては何らメリットにならない、「不要」のものと考えています。

 

なぜなら広告費は「存在を知ってもらう」という会社のためのコストです。当然ですが、それは価格に上乗せされて結局、買う側が負担するしくみだからです。

 

ネット検索会社が主催する住まいプロに相談できたり、理想の物件に出会えると謳っているしくみのカラクリは、広告宣伝費を多くかけ、競争に勝った会社を紹介されるだけに過ぎません。

 

 

ほんとうに良い会社は、広告宣伝しない

 

クライアントに歓ばれる質の高い仕事をする、良い会社は日々の仕事で信頼を得て、紹介や口コミで仕事が絶えないので、実は広告宣伝をする必要がありません。

 

なぜ、広告宣伝をする必要があるのかといえば、裏を返すと顧客満足度が低く紹介があまり無いからか、必要以上に儲けたいからです。

 

私は、規模の大小ではなく、質の高いサービスを提供する会社を探し出して、できるだけ多くのクライアントに存在を知っていただきたいと思います。

 

 

だれもが安心して住まい選びができる世の中へ

 

人生でいちばん大きなお買い物である住宅購入は、数十年の返済が続く年収の何倍もの多額の借金というリスクを背負うもので、必ずどこかの不動産会社かハウスメーカーで契約する必要があります。

 

にもかかわらず日々、「物件の良いことばかりしか言ってくれない。」「今が買い時と焦らされる。」「何を信じて良いのかわからなくなった。」といった、不動産会社や営業マンへの不信感からの相談が日々、絶えないのはとても悲しいことです。

 

人生の一大イベントで、ワクワク楽しめるはずの住まい選びを、不信感や不安の中で進めなくてはならない状況を、一刻も早く改善したいと思って活動しています。

 

住宅購入を失敗した方から「もっと早く、住まい選びの総合医の存在を知りたかった」と、ため息まじりに言われると、何とも言えず胸を締めつけられる思いがします。

 

不動産購入は失敗が許されないからこそ、あなたが心底、安心して信頼できる不動産会社やハウスメーカーを通して買っていただきたいです。

 

住まい選びの総合医は、広告宣伝費をかけないため認知度は低いですが、親身になってクライアントのために行動できる、信頼と実績のある会社を慎重に発掘して、より多くの住まいを探している方に知っていただくことで、これからも不動産・建築業界の健全化に貢献してまいります。

 

→REINSについて詳しく知りたい方は、こちら

 

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