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「クライアントさん」と表現する理由

2015年5月12日

私がなぜ「お客様」ではなく「クライアントさん」という表現をするのか、気になった方はいらっしゃいますか。どちらも似たような意味だと思いがちですが、実はこれらの言葉には明確な定義付けがなされています。

お客様とは、商品・サービスを買ってくれる存在です。そしてクライアントさんとは、「私が保護すべき存在」です。

つまり、クライアントさんは、「私がいなければ、クライアントさんにとって損になってしまうような商品やサービスを届けることで、相手の人生をより良いものにする」という概念にたっています。

お客様は「家なんてどこから買っても(借りても)同じ」と考えている方です。簡潔に言い換えると、お客様は商品やサービスといった「モノ」だけで繋がっているだけの関係です。

クライアントさんは「人と人」が「信頼」で繋がっているイメージです。

住まい選びを物件検索から入ってしまうと、問い合わせた物件ごとに異なる不動産会社の営業マンから電話やメールがきます。これだとなかなか信頼関係を築くことができません。

まだ具体性が無く、「見ているだけ」という状態ならば良いのですが、いずれ「これは」という出会いがやってきます。住まいは大きなお買い物ですので、みなさん必ず「これで本当にいいのか」と迷うのです。

そのときに、真摯に寄り添って考えてくれて、検討の結果「買わない」という選択肢を提示してくれる人なのか、単なる営業マンとして売り込んでくるだけなのかでは、結果が大きく異なってくるのです。

ほとんどのご家族にとって、住まい選びは年収の数倍もの住宅ローンというレバレッジ(てこ)をかける、つまり「人生を賭ける」といっても過言ではないイベントではないでしょうか。

私は、そのような重大な場に立ち会えることを心底、誇りに思いますし、また重い責任を背負って向き合っていく自負を持って、お付き合いしています。

だからこそ、私は「お客様」ではなく「クライアントさん」という表現にこだわるのです。

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